「図解雑学 わかりやすい算数・数学」 監修 唯野真人

数学の解りやすい解説本です。

私は暗算が全く駄目なんですが（パニクリます！）
数学とか方程式は何故か好きです・・・

      a(b+c)=ab+ac

この分配の法則は、どんな数字を当てはめても
ちゃんと証明されるので、やっているとウフフフ・・・と
なってしまいますね・・・（変ですか？）

犯人bを推理するのも面白いですよ
方程式を解くとは、未知数（犯人）を捜す行為・・
数学は、推理小説に似ている・・とはまことに名言。

２章の「数はなにを意味しているの」が面白いです。
「幾何学」が古代エジプトの土木工事から生まれた
のは、とても納得できる理由ですね・・・

「ほとんどの図形は三角形に分割できる」
・・・世界の基本は三角形だった・・・・・！

これは確かにロマンチックだと思います・・・・

　　　　　　ナツメ社　　￥１３６５


　

「日本の親の弱点」 書いたヒト→中里至正・松井洋

ねえ、最近の子供らっておかしくない？

特に犯罪意識の低下ときたら凄まじいと思う。
小・中学生が些細な事で、本当に簡単に人を殺しちゃう・・
何でそんな事で「人を殺せる」のか！？
しかもその理由が、まこと自己チュウで身勝手極まりないの！


事件が起きる毎、犯人をこんな人間に育てた親の顔が
見たいと思うんだけどさ。
でもこの本の分析読んだら、なんか理解できた気がするよ・・


・・・・・ようは　「親」　の問題だったんだよな。


日本の「親子」は、心理的距離が遠い。
関係が希薄で、モラルの伝達がされていない。
日本の親が気にかけるのは「道徳」や「思いやり」や「我慢」と
いった情緒的なものではなく、「勉強」だけ（これだけが高い％を
だしている）・・・・このデータ結果が総てを物語っていませんか？


少し前の小町（読売オンライン）のトピで、
　「父親（商店主）が通学路の子供に挨拶したら、先生に
怒られた。　最近の学校は知らない人に挨拶されたら逃げろと
指導しているらしい・・・」というのがあって、レスの反応も
「子供の安全の為には当然」というのと、
「それはおかしい」というのに二分されてて興味深かかった・・

私もちろん、挨拶すら出来ない社会は異常だと思うが、
擁護派の親はとにかく「自分の子供さえよければいい、
そういう時代なんだからしょうがない」という考えのレスが多くて
うんざりしましたあげく「何かあったら貴方が責任をとって
くれるのか？」・・・・・・まさしく自己中・・・（呆

「集団主義ではなくなってきて、個人主義も中途半端だと
したら、アイデンティティはどこに求めるのだろうか？」
・・・・この一文に総てが要約されている気がします。

　　　　　　毎日新聞社　　￥１６８０

　　　　　　　　

「道は開ける」 書いたヒト→D・カーネギー

これは悩んでいる人にはかなり役立つ、本当の【実用本】。
ベストセラーだから、知ってる人も多いかな？

昔、キリストはホントにいい事を言ったね！
　　　　『だから明日の事を思い煩うな。
               明日の事は、明日自身が思い煩うであろう・・・』
今日は今日の事だけ考えてろ、って事ですよね！
もう亡くなった人だけど、MrキリストＧＪ！


「わたしは今日の皿も、昨日の皿も、まだ汚れていない皿まで
洗おうとしていた」＜体験談より＞
うちは母親が全くそのタイプで、どうしてそんな事まで・・と思う事まで
心配するので、正直付き合うのが超苦痛orz
影響で自分も激心配症になってしまい、一時期ほんと辛かった・・
でも【取りあえず今日１日を生き延びよう】の精神で対処
これは効く！本当に効く！薬なしで効く！！
そして物事とは、自分が【心配してもしなくても】、
運命的にまとまるべきトコロにまとまるものだと知りました。
人間て小さい生き物なんだね・・・


　「刑務所の鉄格子の間から　二人の男が外を見た
　　　一人は泥を眺め　一人は星を眺めた」
この文、好きだなあ・・・
どんな逆風でも、星を眺める事の出来る人間に私はなりたい・・(･_･)

　　　　　　　創元社　　￥１２００

　
　
　

　　　　　

「霞っ子クラブ～娘たちの裁判傍聴記」 書いたヒトたち→霞っ子クラブ

２ちゃんで「鬼畜」のように書かれていた霞っ子のブログ本（？）です。
図書館に入ってましたんで速攻で借りてきましたよ！＾＾


ぬとね、叩かれてる程「鬼畜」ではなかった・・・です、ハイ。
普通のヒトが、普通に傍聴に行っても、正直これ位の感想では？
あたしはかなり、笑えたんだけどな(＾＾;)
怒るべきところは、常識的に怒ってると思うし。
（ないところもあったがな）
裁判官もイロイロなんだな－とわかるし（いつか役立つかも）
傍聴面白そうじゃんとは、思いましたよ＾＾


ただ、・・・・萌えだか何だかしらんが、しばしば・・・
「お前・・・・・馬鹿だろ！？」
という言葉が浮かんではいたけどね。

しかし、面倒みてくれてた叔母さんを、暴力を振るって殺し、
そのくせ反省０！！の糞ニート：井上嘉久４１才は最悪（怒）
それなのに懲役１０年は軽すぎだよ！！
反省しない奴は死刑でいいよ　死刑上等！
ケロヨンは馬鹿すぎ
宗教がらみの犯罪者って、本当ロクでもないな！
岡村靖幸って・・・・・・・・・・・・・・・（苦笑）

　　　　　　　　新潮社　　￥１２００

「愚かな女だから愚かに生きるのですか？」 書いたヒト 「犬養智子」

この本には、鉛筆線がいっぱいある。
中学生の頃読んで、だいぶ影響を受けた一冊だ。
　　「世の中、一番確かなものは、自分の手でつかんで手にいれるものだ。
　　　それは、あなた自身が消滅しない限り、ちゃんと続く。」
　　「あなたのことを気にするのは、あなただけ」
　　「人生、大成功もなければ、大失敗もない」・・・・
何ひとつ持てなかった中学時代を、あたしはそんな言葉を呪文のように唱えながら乗り切った。

　　「自分の心の中で正しいと信じてることをすればよい。
　　　　しても悪口をいわれ、しなくても悪口をいわれるのだから。」
ルーズウ”ェルト夫人の言葉だそうだ。どれ程年齢を重ねても、
この言葉があたしに勇気をくれるのだ—１歩前へ動きだす勇気を。

 

「手相の見方を本で覚えたい人に」 書いたヒトは「大和田斉眼」

だいたい実用本というもののは、小説よりも露骨に
著者の性格が出るもんだと思うけどさ。
この手相の先生のはとにかく、考え方が後ろ向きなのが
特徴で、読んでるうちに何だか暗くなってしまうという、
明るい未来の為のハウツー本にあるまじき本です（笑）

「占い」というのはその占い師の読み取り方で、
解釈が吉にも凶にもなるね。基本は一緒のはずなんだが、
占い師の人生観がベースになるらしい。（実際違う占い
師の本では解釈が反対になってたなあ・・・）
斉眼先生、真摯な気持ちは伝わりますが、もう少し
希望のもてる解釈でお願い致しますorz
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日本文芸社　￥７３０