読み終わってあさのさんだと気付いた短編集。
家族小説?からSF・ファンタジーまで、6作品入ってますが、
読後感の気持ち良さは流石だと思いました。
何が起こるわけでもない、ただ新しい年が開けるだけなのに、
心がほんわかとなる「謹賀新年」。
人間社会と密かに共存して暮す狐達の話「孫の恋愛」がお気に入り。
「がんじっこ」のシゲばあさんもそうなんだけど、
年老いて尚、闘い続けるばあちゃんというのは格好いいもんです。
あとちょっと一昔前の「HNK少年ドラマシリーズ」みたいな、
「この太陽の傍らで」も、昔ハヤカワのSF文庫を読み漁っていた
人間には懐かしくてたまらない感じです。
あさのさんの「バッテリー」は読んだ事ありませんが、
「NO6」シリーズは好きですね。
文藝春秋 ¥1260
カラー写真満載で装丁も綺麗なところがお気に入り。
「恐竜」「ミイラ」「武器と甲冑」(見事に偏ったチョイス)とかの
シリーズの中でも「海賊」を1番借りてると思います。
海賊、大好き!
多分子供時分に読んだ「宝島」の影響かとw
アニメの「宝島」も好きでした。
あれはOPもEDも神!でしたね。
ジョン・シルバー・・・・今思えば見事に自分の嗜好(親父受)に
ヒットするキャラでした。(ジム×ジョン)
やはり私は生まれついての腐女子だったようです(笑)
図鑑の方は海賊の歴史から、海賊の生活・掟・刑罰・奪った品々
など載ってります。面白いです。
海賊旗ってありますね。ジョリーロジャーとよく言われますが、
あれって「抵抗せず降伏せよ」の信号だったんですね。
皆殺しかと思ったら、結構そのまま海賊一味加わる船乗りも
多かったとか・・・・過酷だったんでしょうね、船乗りの生活も。
そういえばワンピースに出てくる海賊達には、実在した海賊の
名前を持つキャラが多いので、にやりとしてしまいます。
アルピダ(最初の女海賊船長の一人。)
ロロノア・ゾロ(フランシス・ロロノア。フランスのバッカニーア。
残酷なことで有名)
ポートガス・D・エース(バーソロミュー・ポートガス。18世紀
に活躍した海賊。)
バーソロミューくま( 同 )
ドレイク・キット・ボニ―・ロー・ティーチも全部実在した海賊名。
特にティーチは黒髭の別名で有名ですね。
何巻だか忘れたけど、図鑑に載ってる17世紀の海賊が
着ていたコートをルフィが羽織ってる絵があって、
ああ・・・尾田センセーも海賊好きなんだなーと思いました。
それとまあ、主観ですが阿伏兎にイメージそっくりな海賊の
イラストが載ってるんだよねーこれ。
(マントはおって、銃を肩に担いでる)
なんだかニラニラしてしまいますw
同朋舎出版 ¥2800
実は名言集が好きで、よく読みます。
”座右の銘”みたいなやつですね。
今回のヒットは頼山陽の、
「 汝、草木と同じく朽ちんと欲するか 」かな。
この人はエリート家系に生まれて将来安泰だったのに、
日本史が勉強したくて脱藩しちゃうんですね。
藩命みたいな時代ですから、かなりの勇気でしょう。
地位も金もいらない。
ただやりたい事がやりたいんだと―――
結局捕まって連れ戻されて、病気扱いで閑居の身に
落とされるんですが、めげずに”日本外史”という本を書いて、
明治維新の導火線となるんですね。
まさしく「草木と同じく朽ち」たくない・・・という執念だったのでしょう。
「 志を立てるとは、ただこうしようと思うことではない。
しようと思うと同時に、実行する事が重要なのである。」
とは著者の言。
心して覚えておこうと思います。
致知出版社 ¥1680
ちなみに副題が<エドワード・テュレインの奇跡の旅>
エドワードというのは主人公の陶器製のウサギ
(でも可動式)のこと。
高慢ちき?で冷たい心根だった彼が、
ある日アクシデントから持ち主の女の子と
離れ離れになったところから、彼の過酷な旅が
始まったのです―――
久し振りにファンタジーを読んで、
迂闊にも涙が滲んでしまいました・・・・
(「パトラッシュ・・・疲れたよ」以外では泣きたく
ないのに!)
優しい人、悲しい人、意地悪な人、傷ついた人、
そして何もかも無くした人―――
様々な人間達との出会いと別れを繰り返しながら、
エドワードは「愛って何?」という答えを捜していきます。
とってもとっても長い年月を得て、最後に訪れる
奇跡・・・・・
あの人はあれからどうしただろう?
あの子はちゃんと生きていけたのかな?
物語の人物なのに、読み終わった後にも気に掛かる
愛しい登場人物たち!
夕暮れに歩道を、おうちに向かって帰るエドワードについ涙・・・・
愛が好きな人も、興味のない人も。
一度は読んで欲しいお勧めです。
―――ポプラ社 ¥1470
・・・・最近長文を読むのがちょっと苦痛だった
んですが、こいいうのは何処から読んでも
いいので楽ですね~
作家の福井晴敏氏との中で、「リアル」について
の言及があって、「リアリティ」を「現実性」と訳し
たのは間違いで、それは「真・善・美」なんだと―
「ようするにより美しいこと」がリアルであり、現実
と呼んでいるのは「アクチュアル」だという話が
とても面白かったです。
人間に必要な物・・・・それは「ロマン」というか、
「人生の装置」なんですね・・・うんうん(゚-゚)
実は養老さんの「バカの壁」とか、まだ読んだ事
ないんですよ~山積み本てどうにも手にとる気が
しなくて・・・今度読んでみる事にします。。。
講談社 ¥1575
これはアメリカの有名人60人が、大学の卒業式
でおこなったスピーチを集めたもの。
日本式の上っ面はいいけどまるで心に残らない
政治家とか知識者の祝辞等とは全然違う・・・
まさしく人生のアドバイス集といっていい60編が
載っています。しかも洒落とるw
例えば・・・
―何が君を幸せにするかによって、仕事を選択
すべきだね。
D・ハルバースタム(ジャーナリスト)
―危険を冒して前へ進もうとしない人、未知の道
を旅しようとしない人には、人生はごくわずかな
景色しか見せてくれないんだよ。
シドニー・ポワチエ(俳優)
―押し付け荷物は放棄しなさい。完璧を求める
無意味でひどく疲れる努力なんか放棄しなさい。
アナ・クィンドレン(ジャーナリスト)
―人生は飛ぶように過ぎていきます。
上手に使いなさい。 神の祝福を。
ジョナサン・コゾル(ノンフィクション作家)
・・・辺りもかなりぐっとくるんですが、
私的に、一番効いた一文はコレです・・↓
―才能は決して消えない。それを挫く事は出来る。
しかし、消える事はない。
俳優の二コラス・ケイジのスピーチから、
エリア・カザンの言葉だそうです・・・
―「(略)一番大切なのは、他の事をするなんて
考えられないという気持ちです。それが無けれ
ば生きていけない(略)人生に意味が無くなると
いう思いです。」・・・
N・ケイジは全然好きな俳優ではないけど、
俳優という職業を愛している心意気だけは、
ばしばし感じられて好きな文だなあ!
―あなたが決意すれば、
それは夢ではなくなります。
ヘンリー・ウィンクラ―(喜劇俳優)
まさしく生きた「贈る言葉」だと思います。
草思社 ¥1260
1巻の後書きで「次はセーラームーン?」とか
思ってたら、何かまんまな感じでw
最終決戦地が北極だしね(笑
・・とするとイェミが蛍ちゃん的立場かな?
多分最大にして最強の魔力の持ち主である
この子に関しては、次巻でどうなるのか
とても興味があります。
魔法の才能がすっかり開花したレイチェルと
魔女軍団との闘いは、前作をはるかに上回る
スケールとスピード感・・・
空一面を埋め尽くして飛ぶ魔女の群れなんて
想像するだにスペクタクではありませんか!
イェミの呪文が地球を覆い尽くしていく様は
何度読み返しても感動です。
呪文を壊すエリックも超格好いいです!^^
瞳の隅でうずうずと、色を変えながら
出番を待ってる呪文たちや、
イェミの廻りを彩り飛ぶ黄色い蝶達の群れ、
墓場の月の光に煌くハイキの銀色の髪・・・
今回は小さなビジュアルのひとつひとつが
とても綺麗。
最後にラープスケンジャがやってくれてますが
・・・・どうなるんでしょうね、この後(・・;)
理論社 ¥1575
本を読んでいる利発そうな黒人の女の子と、
スカートを摘まんでお辞儀をしている、おしゃま
そうな、くるくる巻き毛の女の子にイラスト・・
何だか素直に(可愛いなあ)と思いまして^^
『今日、ブルーイッシュに初めて会った。教室で』
から始まる、3人の女の子の友情物語です。
生真面目で思慮深い黒人の女の子ドリーニー。
寂しがりやでちょっと孤独な身上の友達テュリ。
そして表題の「ブルーイッシュ」とは、
表紙にはいない三人目の女の子・・
白血病の為車椅子で学校に通い、治療の為
髪が抜けいつも帽子をかぶっています。
「病気の友人」に対する戸惑い、好奇心、痛み、
恐怖・・そして共感する魂。
人種も性格も違う三人が、互いの違いを認識
しながら少しずつ距離を縮めていく過程は、
小さな雨垂れの旋律のようです。
ドラマチックな事が起こる訳ではありませんが、
何だか遠い昔を思い出す・・・
児童書ではありますが、
遠い昔に「友情」を見失ってしまった大人の
女性にお勧めしたいと思うのです・・・
あすなろ書房 ¥1370
連れ去られてしまったレイチェルとエリック・・
魔女が支配する残酷な異世界で、幼い姉弟は
魔法を駆使し仲間と共に魔女に立ち向かって
いく・・というストーリィ。
ちなみに「魔法少女レイチェル」というシリーズ
の第1部なんですけどね・・・「魔法少女」(・・;)
何となく薬師丸ひろこの映画を思い出して
しまいましたw(超能力合戦するやつ)
実は今デスノートにハマってるもんで・・
レイチェル(Lおんにゃの子Va・・黒髪だし^^)
エリック(ニア・・・イメージぴったり!)
モルペス(メロ)
トリマック(マット)
ドラグウェナ(見目リュ-ク+性格月・・)
・・と脳内変換して読んでしまいました。
モルペス死にかけシーン、もろマトメロで萌えw
親友の腕の中で死す・・なんておいし杉^^
(デスノじゃ別々にあっさり・・だったからなあ)
レイチェルと魔女との魔法対戦は面白い。
後書きにRPGみたいな・・と書かれていますが
まさしくそんな感じ!
(MPが切れた描写もあるしw)
FFの世界だ~~剣も魔法も、雪国も
チョコボみたいなワシもでてくるしさ(笑
次巻は地球に戻ったレイチェル達が、
復讐の魔女軍団と対決する話らしいデス・・
・・・・・・・・セーラームーン???(^^ゞ
理論社 ¥1575
原作の方も読んでみました^^
映画版とだいぶ違うんですね~原作。
竜崎途中で死んじゃうしぃ・・・(涙
面白かったんですが、
取り合えず、セリフが長過ぎる・・orz
実写版の松L好き~~♪
細かい仕草は実に竜崎っぽいと思います
勉強熱心な役者さんなんですね^^
ん~藤原竜也のライトはね・・・
自分的にはちょっとイメージ違いでした(スマソ)
それに夜神の父ちゃんが鹿賀丈志なのは
かなり無理があると思うよ(笑
しかし話が進むごとにリュ-クの存在感が
段々薄くなるのはどうしたものか・・・(-_-;)
まあ最後は死神らしくやってくれたけどさ。
結局死神よりも、人間の方が恐ろしいという事
なんでしょうねえ・・・ベタですが。
でもちょっと死神達間抜け杉w
結局レムが一番純粋な奴だったわけね・・・(汗
4巻で竜崎が「私の初めての友達ですから」と
言ってる後ろで、「ウホッ」と驚いてるリュ-ク
・・・・・・・ねらーかよ(爆笑
そういえばデスパロで、ライトと竜崎がねらーで
「厨房がっ」とやりあうのがあったけど、
ライトなら絶対やってるかもしれん(縦読みも)
・・というかLに向けたメッセージ(”えるしって
いるか”とか)自体厨房的発想だよな(汗
後半ニアの独断場ですね~!
ず―っと着てるのは原作パジャマだよな?
アニメは何か違う~~~。
Xmasツリーの飾り付けしてるニアたん萌え
(そういえば鏡餅も積み上げてた・・・・^^;)
どうでもいいけど、あの膨大なニアのおもちゃは
誰が買い物・管理・片付けてるの?
レスター指揮官だったら親父萌え(笑
何かいいパパさんぽいからね~彼
などど書きつつ、一番萌えはマットメロの噛ませ
犬コンビ・・・も―死に際号泣でしたョ!!
メロはラストのニア科白で救われましたが、正直
付き合っただけのマットの死はあまりに無残・・
soraさんやmiuさんの神コラでかなり救われた
ました・・・・有り難也有り難也(-人-)
妖怪メロ→女王様メロ→傷メロの容姿遍歴は
かなり良かった・・・変わらないデスノキャラの
中で唯一成長のみえた人間だったと思います。
しかし考えてみたら、キラ捜査本部てば
「キャッツアイ」の俊夫並の間抜けだった訳で、
こんな面々に後を任せて大丈夫なのかニア!?
ちなみにあのラスト・・・あの女、誰っ!?
いまいち良くわかりません(汗
集英社 全12巻
好きなもの→ジャンクフード・睡眠・散らかす事
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
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