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今日読んだ本の感想を、書いていくだけのブログです。
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副題は「古今東西の偉人たちが残した94の名言」。

実は名言集が好きで、よく読みます。
”座右の銘”みたいなやつですね。

今回のヒットは頼山陽の、
「 汝、草木と同じく朽ちんと欲するか 」かな。
この人はエリート家系に生まれて将来安泰だったのに、
日本史が勉強したくて脱藩しちゃうんですね。

藩命みたいな時代ですから、かなりの勇気でしょう。
地位も金もいらない。
ただやりたい事がやりたいんだと―――
結局捕まって連れ戻されて、病気扱いで閑居の身に
落とされるんですが、めげずに”日本外史”という本を書いて、
明治維新の導火線となるんですね。
まさしく「草木と同じく朽ち」たくない・・・という執念だったのでしょう。

「 志を立てるとは、ただこうしようと思うことではない。
  しようと思うと同時に、実行する事が重要なのである。」
とは著者の言。
心して覚えておこうと思います。


       致知出版社 ¥1680





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これはアメリカの有名人60人が、大学の卒業式
でおこなったスピーチを集めたもの。
日本式の上っ面はいいけどまるで心に残らない
政治家とか知識者の祝辞等とは全然違う・・・
まさしく人生のアドバイス集といっていい60編が
載っています。しかも洒落とるw
例えば・・・


―何が君を幸せにするかによって、仕事を選択
 すべきだね。
      D・ハルバースタム(ジャーナリスト)

―危険を冒して前へ進もうとしない人、未知の道
 を旅しようとしない人には、人生はごくわずかな
 景色しか見せてくれないんだよ。
      シドニー・ポワチエ(俳優)

―押し付け荷物は放棄しなさい。完璧を求める
 無意味でひどく疲れる努力なんか放棄しなさい。
        アナ・クィンドレン(ジャーナリスト)

―人生は飛ぶように過ぎていきます。
 上手に使いなさい。 神の祝福を。
     ジョナサン・コゾル(ノンフィクション作家)

・・・辺りもかなりぐっとくるんですが、
私的に、一番効いた一文はコレです・・↓

―才能は決して消えない。それを挫く事は出来る。
    しかし、消える事はない。

俳優の二コラス・ケイジのスピーチから、
エリア・カザンの言葉だそうです・・・

―「(略)一番大切なのは、他の事をするなんて
考えられないという気持ちです。それが無けれ
ば生きていけない(略)人生に意味が無くなると
いう思いです。」・・・
N・ケイジは全然好きな俳優ではないけど、
俳優という職業を愛している心意気だけは、
ばしばし感じられて好きな文だなあ!


―あなたが決意すれば、
   それは夢ではなくなります。
       ヘンリー・ウィンクラ―(喜劇俳優)

まさしく生きた「贈る言葉」だと思います。

 
     草思社    ¥1260
     



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~「愛される」より「愛する」人に~の副題が示す
通り、<女性論>から見た「教育書」です。

単行本の初版は昭和61年だけど、初出版は
その7年前なので、ざっと30年前・・・・
しかし内容的には全然色褪せておりません。

実際世の中の価値観・ライフスタイルは
30年の間に激的に変化したよう見えるのに
根っこの意識(例えば男尊女卑とか)は
殆ど変わっていないと思います(・_・)

今だ「お嫁に行く」「嫁を貰う」という言葉が
生きていて、どれ程核家族化が進んでも、
「家」の後継ぎ問題は綿々と続いています・・

むしろ少子化が進み、かえって問題の根が深く
なったかも知れません。

人間は本来ダブルスタンダードな生き物なので
無理はありません。

しかしどこかでこの連鎖を断ち切らないと、
いつまでたっても問題は解決しないのです。

伝統的な価値観(「男は仕事、女は家庭」等)は
家庭において、4歳児で既に刷り込まれ済・・
というデータがあります。

結局子供に価値観を刷り込んでいるのは両親、
特に「母親」(無意識にしろ)だという事・・

この先の時代の子供達が、
「自分自身を生き幸福になる」為にはまず、
母親達がその連鎖を断ち切らねばならないと
本当に思いますね・・・

    
      公文社文庫   ¥399









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「若いOL向け」みたいな人生本です。

内容は
「60点しか取れない」ではなく「60点は取って
いる」と考える事・・とか、
「減点主義」でなく「加点主義」になろう!とか、

まあ割りと普通な内容なんですが

ランチタイム症候群についてとか、
なぜかだめ男に好かれる人・・とか、
ちょっと女性紙の「特集」記事みたいな感じw

語り口がソフトだから、あんまり本読まない
人にもすんなり読めるのではないかしら?

昨今のお笑いブームの背景についてで・・

「コミュニケーション下手で、<楽しい>という
感情を自分では表現出来ないので、お笑い
タレントの大袈裟なアクションを見る事で、
感情表現の代償している」という個所には・・

ちょっと耳が痛いかもね(苦笑

「なんか人と比べて私、いつも運が悪い・・
とある日感じてしまったら、
ぜひ一読をお勧め致しますよ

      青春出版社    ¥1218








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性別:
女性
趣味:
ものぐさなので楽に生きるのが趣味・・・
自己紹介:
嫌いなもの→人ごみ・虫・鶏肉・掃除と整理整頓
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